簡易版FX全戦全勝の資金管理

以前の勝率100%の方法説明計算例ではロスカットラインのイメージが掴めなかったという方のために、補足として別の簡易的な目安を紹介したいと思います。
しかしながらそもそもニャン吉の勧める資金管理の方法はあくまで過去成績として勝率100%であって、将来の成績を保証する方法ではないことをご了承ください。

今回の話は大雑把にどの通貨ペアをどれくらいのレバレッジで扱えばいいのかという判断のための目安に過ぎず、個人的には以前の記事に書いた方法でロスカットラインを明確に意識することをお勧めします。
ロスカットラインの価格を意識していたほうが厳密に総ロット数の調整ができるのでより柔軟に対応できます。

正確性には欠けますがドル・円・ユーロ・ポンドどの通貨ペアでも目安になるように安全マージンをとった目安です。今回は2021年2月13日朝の値を前提とします
ニャン吉としては取引量の多い通貨ペアをお勧めするので、ドル・円・ユーロ・ポンドだけを対象に話を進めていきます。
1ロットあたりの必要証拠金が現在のところ通貨によって4万~6万円くらいなのですが、大雑把ですが全部6万円として一旦計算をします。

設定レバレッジ25倍(国内業者)必要証拠金6万円とした場合:
実効レバレッジ1倍 9400pipsまで耐えられます
実効レバレッジ2倍 4400pipsまで耐えられます
実効レバレッジ3倍 2733.3pipsまで耐えられます

残念ながら実行レバレッジ3倍ではどの通貨ペアも過去30年間に達したラインとなってしまいます。
危険なのでお勧めできません。

一方実効レバレッジ2倍ですとドル・円・ユーロの通貨ペアで過去30年間達したことのないところまで一応耐えられます。
ドル円ロング・ショート(ただしショートはギリギリで非推奨)可
ユーロ円ロング・ショート(ショートはかなり近いので非推奨)可
ポンド円ロングのみ可
ユーロドルロング・ショート
ポンドドルロングのみ可

この点、実効レバレッジ1倍ですと9400pipsの余裕があるのですが
ポンド円ロングのみ可
ポンドドルロング・ショート
ポンド円のショートだと1倍でもロスカットラインに過去30年の間には到達していて危険ですし、扱える量にも他通貨と2倍の差が出てしまいますのでお勧めできません。

結局ポンドのショートは実効レバレッジ1倍以下でないと扱えない危ない取引なので、実効レバレッジ2倍以下でドル円かユーロドル・ユーロ円を扱うようにすれば以前説明した方法で勝率100%を狙えます。
但しドル円やユーロ円のショートはギリギリで余裕がないので更にレバレッジを下げる必要があります。もともとニャン吉はショートを警戒しているので、扱うロット数を半分くらいにまで下げることをお勧めします。
ポンドショートは1倍ですら危険になりかねないので長期口座では扱えません。ポジションを持ちたければ短期口座でやることをお勧めします。

結局は低レバの2倍未満でドル円かユーロドル・ユーロ円という結果に終わりました。
今回は2021年2月13日朝の値を前提としています
相場は日々変化していきますので、この記事の閲覧日によっては結果も異なります。
特にショートについてはギリギリな場面もあったので、指値を置く場所に気を付けてなるべくポジションを分散させておいたほうが良さそうです。

一応3通貨ペアの選択肢がありましたが個人的には普段の生活でも通貨の価値を想定し易いうえに相場を意識し易く、出先のどこでもそれこそ新聞やテレビニュースからですら身近に簡単に情報を得られるドル円をお勧めします。
長期放置型FXは思った以上に為替ニュース等を自分からは検索しなくなってしまいます^^;

低レバFXは非効率に見えるかもしれませんが、損切りが要らないということは損失が出ない事なので、ひたすら利益を回収していくだけの作業になります。ただ、スワップのプラスマイナスには注意してください。
基本的には損失に怯える必要がないのでストレスもなくメンタル的にも楽な作業です。
取引手法自体は資金管理に反していない限り何でも構いませんが、なるべくポジションを分散して広い値動きに対応できるようにすることをお勧めします。
もしも手法にも迷ってしまったら、ニャン吉が長期口座で使っている方法はどうでしょうか?
以前の記事「FX勝率100%の方法 」や「FX全戦全勝の方法計算例 」を是非ご覧ください。

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