2月って例年だと下がり相場のはずですよね・・・中旬まで来ましたがひたすら株価は上昇を続けています・・・
ところで米株時価総額をGDPで割ったバフェット指数なんてものがあるのですが、それがドットコムバブル時以上の高い数字を示しています。
そのことを以てドットコムバブルの再来が・・・なんて話もあったりなかったりしますが、ニャン吉はそれ程心配していません^^;
Current Market Valuation – Buffett Indicator によると、$48.7T ÷ $21.7T = 228% なのだそうです(米株時価総額 ÷ GDP = バフェット指数)。
下の表は過去平均を0とした比較の表です。
確かにドットコムバブル時よりも遥かに高い数字を更新し続けています^^;
しかしニャン吉は予想屋でも専門家でもないので実際どうなるかなんてわかりませんが、少なくともドットコムバブル後のような悲惨な状態にはならないのではないか、と楽観的な見方をしています。
とはいえ調整程度の下落はあっても仕方がない程の市況ですし、一応念のために備えて10%・20%落ちくらいのところに指値は置くようにしています。
実体経済がそこまで良くなっているわけでもないのに、株式市場の先取り好況は異常ですよね^^;
でもドットコムバブルの時とは事情がかなり違っています。
もともと今回のバブルは各国の中央銀行、特にアメリカのFRBが政策金利を意図的に低く抑えていることから起こっています。
これは利下げをすることによって今回のコロナ不況を抑えることを目的にしており、去年FRBは一気にほぼ0%金利を実施しました。
このパウエル砲の力強さにはアメリカのみならず世界中で救われた企業も多かったはずです。
そしてこの利下げを2023年まで維持することをパウエルさんは宣言しています。心強いですね。
まあ期待し過ぎても危ないですが(ノ_く。)
その昔、世界恐慌からダウ価格が回復するまでに25年間も掛かっていました。
ドットコムバブル後の回復にはほぼ6年間掛かりました。
その後のリーマンショックはリーマン破綻時を基準にすると回復まで2年4ヶ月程度です。
コロナショックにいたっては9か月でダウを戻しています。
アメリカでは大暴落・恐慌を経験する度に年々回復するまでの期間が短くなっています。
アメリカは暴落・恐慌からしっかりと学んでいるのでしょうね。羨ましいです。
だからこそニャン吉も現物株はアメリカ株がメインになりつつあります。
USA Covid-19 Cases and Deaths Statistics (virusncov.com)を見てもらえばわかるように、1月9日をピークに波はあるもののアメリカでの新規コロナ感染者数が下がり続けているのも心強いです。
ワクチンの供給も順調ですしアメリカでは楽観論も見え始めているようです。
このまま行けば切り替えの早い国ですから、株価だけでなく実体経済の回復も早そうですね。
そう言いつつもニャン吉はビビって年末から1月にかけてGAFAを始め徐々に利確をしていて、気がついたらグロース株はほぼ全降りになってしまっていました(ノ_く。)
調整程度でも構わないので下落が来ないと手持ちの株が寂しいことになってしまいます。
本当にビビりなので困っています。せっかくのバブルなのに勿体ない。
そう、「暴落が来てもそれ程心配していません」というよりも、「暴落待ち」なんですよね(ノ_く。) 実際は。
思えばコロナショックのときも2番底を見込んで指値を置きまくっていましたが、半分以上刺さりませんでした・・・
キャッシュポジションは高めに維持しますが、ビビり過ぎて本当の全降りなんて事にならないように気を付けていきたいです。