昨日はダウもSP500もNasdaqもそしてTSLAまで揃って株価を上げていたのに、一昨日TSLAを追加購入したARKInnovationETF(ARKK)のキャシーウッドさんが叩かれていますね。
一見良い押し目を捉えたようにも見えますが、実は未だ10年国債利回りの上昇が止まっていません。
ARKKはETFの解約者が殺到だったとも報道されていました(Cathie Wood ARK Innovation ETF ($ARKK) Fund Has Record Outflow – Bloomberg)。
以前の記事でも書きましたが急激な10年国債利回りの上昇は株価暴落の前兆でもあるため、確かに楽観的なニャン吉ですら利回りが気になりつつある状況です。
コロナショックがいつ始まったのかの基準日をいつにするかにもよって話は変わってくるのでしょうが、去年の1月1日のアメリカ10年国債の利回りは1.921%、去年2月3日で1.526%、去年3月2日は1.077%でした。
今日の18:00で1.446%で、その上がり方も去年のコロナショックのような急激な角度をしているわけでもないのですが、良くない兆候ではあります・・・
その一方、楽観論も当然あります。
何せコロナショック前のトランプ政権下では殆どのときで2%以上を維持していたのです。
今でも「米国債利回りは「正しい理由で上昇」-株式強気派が指摘 – Bloomberg」の記事のように10年債利回りが2.67%に達するまでは株式が有利との意見がある程です。
10年国債利回りの評価は以前の記事でも書きましたが評価に2面性があります。
確かに急激な上昇は株価の下落を示すことが多いのですが、その一方急激でなければ株価の上昇と共に利回りも上昇します。
動きが急激かどうかの評価が難しいので一喜一憂するよりも、常に念のために備えているくらいで慌てる必要もないのではないでしょうか?
あくまで個人的な感想ですよ^^;;
自分はグロース株を2月までに売り抜けたのでお気楽なだけなのかもしれません。
この先どうなるかなんて誰にも分からないし責任も持てません。
なので最後は日本一の投資系YouTuberさんへのオマージュで締めたいと思います。
「投資は自己責任~」