日本時間の深夜2時というとNYはお昼頃でしょうか。パウエルさんの会見がありました。注目されていたのはテイパリング(量的緩和の削減)の必要性を考慮しているかどうかだったのではないでしょうか?
結果としては量的緩和・金融緩和を現状維持で、10年国債利回りについてはノーコメントだったようです。
一部に失望の意見もありますが、今回は仕方がなかったのではないかと思います。
実は今回ニャン吉はそんなもんだろうと思って、夜は熟睡していました^^;
FRB議長、「無秩序」になれば懸念-具体性なく市場は拍子抜け – Bloomberg 記事ではパウエルさんの発言を受けて利回りが上昇となっているのですが、これテイパリング発表していたらいたで上昇していませんか?^^;;
今週は何度か上昇が収まりそうになった10年国債利回りが跳ねることがあり、なかなか緊張した夜を過ごした方も多かったのではないかと思われます。
今回の調整はここが底とされる方もいますが、ここからが始まりとする方もいて、なかなか予断を許さない状況になってきました。
ニャン吉も一部の株では30%Offのところまで指値を入れていたのに全部刺さったものもありましたが、狙っていた株のなかには10%Offの指値すら刺さっていないものもあって、その極端さから評価に悩んでいました。
インフレを抑えるためにもテイパリングすべきとの意見もあるみたいですがそれって量的引締めのことなので、今されたら株価は大惨事になりそうですね(ノ_く。)
でも実は既にコモディティ価格は上がっており、特に食料品の上昇率は無視できないものがあります(食料価格、インフレ率や所得上回るペースで上昇の勢い-世界的に懸念 – Bloomberg)。
となるとコモディティ取引か・・・ということろですが、ニャン吉はコモディティを直接取引することは避けますし、お勧めしません。
先物取引なんて破滅への一本道ですし、CFDですら危険性は大きいです。
もちろんレバレッジを抑えることにより危険性は下げられますが、その場合価格変動から得られる利益も低くなります。
そして先物取引にも例外はありますが、基本的にはアメリカ株のように長期的に右肩上がりなわけでもFXのように再帰性が高い商品というわけでもありません。
もちろん例外はありますが限月も大きなネックになります。
それならまだコモディティ価格の影響を受ける株、たとえば日本株なら商社株とかこれからコロナワクチン普及後を見据えた飲食系の株等のほうがまだ勧められますが、実はこれらの株は既にかなり前から上昇を始めていて今から飛び乗るべき株なのかというと判断に悩みます。
もともと長期投資がメインな訳だし、悩んだら焦らず待つ、これに尽きます。
まだドットコムバブル時のときほどではないのですが、ウォール街の米国株強気論、逆張り派の「売りシグナル」点灯に近づく – Bloomberg の記事にもあるように、この先の暴落の可能性も無きにしも非ず、備えておいて悪いことはありません。
個別株だといろいろ判断材料も目まぐるしく変化するので、今日あったことが明日には無いとか、意見が逆の意見とすり替わっているなんてことはよくあることです。
毎日の変化に対応できないようでしたら、尚更ETFや投資信託の積立てをお勧めします。これならば鉄板で同じことを言っていられますからね^^