ETF指値の話

殆ど個人的な友人に向けた話になってしまうのですが、今回のEverGrandeショックは共産党の判断次第でこの先どうなるのかなんてニャン吉にはわかりません。
なので替わりに今回の・・・というより普段から置いているETF指値について話をしたいと思います。
あくまでニャン吉の置いている個人的な指値の話であって、株価予測とかではありませんしお勧めとかでもありません。
それでも検討しておいて損はない話です。

主にニャン吉が暴落待ちとして指値を置いているのはSPXLSOXLという2つのETFです。
これらはレバレッジ型ETFという種類のETFで暴落時には少し極端な値動きをします
これらにドルコスト平均法あるいは更に下値に比重を置いた複数の注文を置いていきます。
ニャン吉はSPXLに101USDから21USDまで10ドル刻みに指値を網のように広げて置いています。SPXLはSP500の動きに3倍のレバレッジを掛けた動き方をするETFです。
1ポジションあたりの数量ではなくて、購入金額を同額にして指値を置いていますので、下値に行けば行くほど注文数量は多くなっていきます。

今回は中国最大級の不動産会社倒産危機による下げなので半導体株のETFであるSOXLにはどれ程影響があるのか不明ですが、ニャン吉は常日頃からSOXLにも36USDから11USDまで5ドル刻みで指値を置いています。
指値の網の張り方はSPXLのときと同様にドルコスト平均法で注文数量を増やしながら置いています。具体的な数量は秘密です^^;

株価暴落を待ち構えているスタイルで他人の不幸を前提としているようであまり大々的には書こうとは思えない話題だったのですが、今回友人からの問い合わせ内容が複数被っていたので需要がある話なのかな?と思い書いてみました。
実はまだニャン吉の指値はSPXLとSOXLに限って言えば全く刺さっておらず、今後の状況次第では何の利益も生まないかもしれません^^;
それでもニャン吉は焦らず待ち構えるつもりです。
大抵の暴落にはセリングクライマックスが現れます。

ただ一つ注意してもらいたいのは、どちらかと言うとレバレッジ型ETFは普段の積立には不向きである点です。
この点について異論もあるのですがニャン吉としてはお勧めできません。
それよりも今回のような暴落待ちの場面でこそ光るのではないでしょうか。
指値の網を張っておいて普段は忘れていてもいいのではないでしょうか。
もちろん3ヶ月ごとの指値更新の作業は必要ですが、普段は放置しておいても問題ないのでニャン吉は放置しています。
今回の暴落の話で相談を受けた時に思い出したくらいの感じです^^;

ニャン吉の投資はなるべく分散することを重視しているので、省力化のために基本指値放置か自動化することを優先しています。
なので忙しい短期売買を基本的には避けています。
と言いつつも長期FXやCFDが自動化されてやる事がなくなってきたので、久しぶりに短期FXでも再開してみようかと考えています^^;
手法の検証とか遊びの範囲で終わってしまうかもしれませんが後日報告していきたいと思います。

FX長期口座の変更と設定

2020年1月から勝率100%のFX長期口座としてOandaMT4での様子を紹介してきましたが、2021年6月中旬からは楽天MT4でもFX長期口座として勝率100%を維持しています。
10月からは楽天MT4だけをFX長期口座とし、OandaMT4は短期口座として運用する予定です。
そのためFX長期口座をOandaMT4から楽天MT4へと変更します。

本当は年末までOandaMT4の口座を維持して2年間だけでも履歴として勝率100%を維持したまま記録に残しておこうとも思っていたのですが、楽天MT4側でのFXのEAが完成すると共にOandaMT4のCFDでもEAを用いるようになり、OandaMT4のFXでは裁量取引で今迄とは違った手法を探るようになっていました(CFDあるいはFXのどちらか一方でしかEA運用ができない環境です)。
いくつか手法の候補はあったのですが5分足を用いるようになるうえに基本当日決済なので長期手法とは言えず、10月以降OandaMT4についてはFX短期口座としていくつもりでいます。

引き続き楽天MT4FX長期口座として運用していきますが、ここでEAに変更を加えます。
とは言っても、指値の一部をニャン吉Repeatの補助EAからニャン吉Longへ差し替えるだけです。
今回の変更でFX長期口座としてのEAは完成なので新たに設定を記載し直します。
本当は指値の幅をもっと細かくしたかったのですが、MT4でのチャート数制限が99枚までなのと、1枚のチャートで複数指値を置く方法を試してみたところ思ったような挙動にはならなかったので、今回は安全第一で指値幅の変更を見送ります(ノ_く。)

EAごとに設定を分けて記載しますと、ニャン吉Repeat補助EAでは:
GBPJPY : S 190 240 / L 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155
CADJPY : S 115 130 / L 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90
USDJPY : S 120 140 / L 106 107 108 109 110

そしてニャン吉Longでは:
GBPJPY : L 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129
USDJPY : L 91 96 103 104 105
決済指値はGBPJPY145円以下に、USDJPY108円以下に5pips間隔でずらしながら設置していきます(同時決済によるMT4バグを避ける為)。

この設定では各通貨ペア約-43.67円でロスカットラインに達します。
なので一律計算だとロングの場合GBPJPYでは93.83円CADJPYでは38.83円USDJPYでは60.23円まで耐えられます。
(ショートだと各通貨ペア共+762円以上離れるのでロスカットの議論を割愛します)
ボトム値到来は通貨ペアごとにタイミングが異なるため各通貨ペアでのロスカットラインには融通が効き、実際は上記した数値以下にもかなり余裕があります。
ロスカットライン計算については過去記事「FX勝率100%の方法」や「FX全戦全勝の方法計算例」を参考にしてみてください。

もちろん将来に渡ってずっと勝率100%だとは言いきれません。
それでもこれまでの成績同様に勝率100%を維持できるのではないかと期待しています。

EverGrandeの影響

月曜日の下げきましたね!でもまだ思っていたよりは下げ幅も少なくダウもSP500もNasdaqも今夜は最大3%にも達していません。
そのため現物株の指値が全く刺さらないままです(ノ_く。)
(何の事やら分からないという方は→20日のNY株急落 中国「恒大」に懸念 / Twitterへ)
でも指値の位置は変更せず下へ膨らませて待ちたいと思います。
結構いいタイミングで一時含み損になっていた株が利確撤退できたので、指値の網はかなり下の方まで厚くできそうです。

米株価指数はNYクローズで上げ始めてきたので少しエントリーをしようかとも思いましたが、Bloombergで言っていた中国側のメッセージが明確でない懸念があるので念のため裁量エントリーはもう少し待とうかと思います。
(この日記を書いている途中で1時間足を確認しましたが、再び下げっぽいのでどちらにしても見送りです^^;)

ちなみに以前紹介したCFDのEAの設定は変更なしのままです。
折角EAを作ったのにSP500が50日SMAにタッチするだけで、1SMAが50SMAをゴールデンクロスする場面には恵まれなかったため全く稼げていませんでした。
ここで汚名返上の予定です。

久しぶりの稼ぎ場到来で興奮してつい睡眠も浅くなってしまいました^^;ただ思っていたよりも影響が小さいですね・・・
でもこれが最悪の始まりになってしまうかもしれないので警戒はしておくつもりです。
個人的にはどちらかというと国内不動産価格への影響のほうが心配です。
中国での不動産投機に嫌気がさした層が日本へ投資に来るパターンならいいのですが、どちらかというと投機失敗で現金確保のために日本国内での不動産を投げ売りのパターンを心配してしまいます。
どうなるのでしょうね。そちらも警戒して対応していきたいと思います。