反省・・・OTZ

確定申告と体調不良(面倒くさい病)が重なってしまい、ブログ更新も遅れてしまいました・・・OTZ

気が付けば3月の暴落調整も終わり、ダウやSP500だけでなく、Nasdaqも値を回復してそれ以上に成長しています。
米10年国債金利の上昇も収まり、とりあえずは今後のグロース株価も期待できそうです。

そして僕は指値頼りなのにもかかわらず、何も指値を調整していなかったこともあり、殆ど追加では刺さらず終わっています。
特に網を張っていたQQQへの指値が一つも刺さっていなかったのが残念でした(ノ_く。)

アルケゴスショックもアメリカは逃げきれたみたいで、マーケット全体への影響も思っていたより軽微で済んだようでなによりです。
その一方、被害をモロに被ったのは日本・欧州なのでしょうが・・・(アルケゴス問題、米銀は軽微 日欧は巨額損失: 日本経済新聞 (nikkei.com)

バイデンさんが3月あたりから積極的にいろいろなメッセージを飛ばしていますが、追加の「バイデン政権、最大330兆円の長期経済プログラム検討中-関係者 – Bloomberg」はどうなったのでしょうか?
まだアメリカ救済プラン第二弾実施のニュースは来ていないですよね?
誰か詳しい方いたら教えてほしいです。

逆に米議会が上下院共に民主党優勢になってブルーウェーブが警戒されていた割には増税の影響も富裕層と法人に留まるみたいでとりあえず安心しました(バイデン米政権の増税案、年間所得40万ドル超の階層に最も影響へ – Bloomberg)。

目立ったネガティブなニュースといえばバイデンさんのロシア嫌いなところでしょうか^^;
やはり根に持っていたんですね・・・

ディスカウントストアなかなか強いですよね

個人的な感想ですみません^^;
ただ3月にはディスカウントストアの決算が立て続けで目立っていたのと、好決算を何期も継続して出していることからコロナ需要だけとはいえないと思って記事にしました。

最大手のWMTだけは2月決算発表で売上のみの上昇と例外でしたが、3月決算を売上順に並べていくとCOSTDGBJAZOBIGOLLIと何れも売上だけでなく利益ともに上昇を続けていました。(AZOはカー用品がメインなのでディスカウントストアと呼べるか微妙でしたが、ディスカウント戦略の会社だったのでこれに含めました。)
WMT・COST・DGは残念ながらEPSコンセンサス予想値を超えることができませんでしたが、残りは全てEPSコンセンサス予想値も超えています。

今回挙げたディスカウントストアは何れも通販でE-Commerceに対応していました。
日本だとアメリカの印象ってマスクなしで外出しまくりな感じなのかもしれませんが、これらE-Commerce対応のディスカウントストアが他業種と比べて強さを見せているのを見ると、案外アメリカでも自宅で自粛派が多いのだろうとニャン吉的には安心しています^^;

アフターコロナ株としてDALXOMGEあたりの追加も考えていましたが、どれも高値になってしまい今から追いかけるにはバリュー感がないですよね。
仕方がないので先週はディスカウントストア株をいくつか購入しました。
アフターコロナでも利便性を考えると需要は続くとは思うんですよね、個人的には。
ニャン吉なんてネットスーパーと通販が頼りで、実店舗に行く機会はグッと減ってしまいました。
ポジショントークっぽくなってしまいましたか?(ノ_く。)
保有個別銘柄名言わなければセーフですよね?

但し今は時期的に投資対象があまりにも分散しているうえに、指値も網を張るように分散させて少しずつ購入しているので、ポジション数がニャン吉の処理能力を超えてしまい思わぬ失敗もあります。
購入予定ではなかった株にも指値が刺さっていました・・・OTZ
一応落ちたところでのエントリーでしたし大した額ではないので持っておきますが、まだこの先落ちそうなハイパーグロース株だったので回復はいつかな~と気長に待つことになりそうです^^;;

FOMCが過ぎ去って

前回のパウエルさんはパフォーマンスだけではなく本気だったようですね。
今回も利上げ無しテーパリング(量的緩和の引締調整)無しと言うことなしの結果でFOMCは終わりました。
過去の予想値と結果値の推移は「【米国】米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 – 経済指標 – Yahoo!ファイナンス」でも確認できます。

ニャン吉は大丈夫と言いながらも結構疑っていました^^;
かなり前から「「早期緩和縮小」を確信する市場、中銀にも耳貸さず | Reuters」のようにテーパリングはあり得るのかも・・・と警戒していました。何事もなくて何よりです。
これで心配事は10年国債利回りの上昇くらいのみとなりました。

そしてその10年国債利回り、相変わらずですね。
FOMC直後は少し下げたものの再度上昇中です。
収まるかと思えば上がる、波打ちながらも上昇を続ける、そんな展開になりつつあります。全体としてもなかなか急な上昇率となっています。
年始では1%もなかったのに、今となってはもう1.7%以上ですもんね。
U.S. 10-year yield could spike well above 2% in the next three months (cnbc.com)」との意見もあります。

ただ以前の記事でも言いましたが10年国債利回りは2面性を持っています。
もともと10年国債は金利の支払いが利率ではなく金額で固定されています。
そのため利回りが上がる事自体は国債の需要減・価格減を示しており株を含むリスク資産の需要が上がっていることを示しますが、急激な利回り上昇は逆にリスク資産から安定かつ高利回りとなった10年国債へ資金が流れる方向へ働きます。

要は現状の利回りが下がるか、下がらずとも上昇ペースが落ち着きさえすればいいのですが、実際はどうなのでしょうか?
FRBの態度は一貫しているので現状考えられるシナリオとしては:
①10年国債利回りの急変動が収まりFRBの低金利量的緩和の金融相場が続いて全株上昇
②10年国債利回りは上昇し続けハイパーグロース株は淘汰、一方バリュー株は金融相場の恩恵を受け上昇する
③10年国債利回り上昇によりNasdaqが下がり続け、他株も引きずられて株全体が暴落する

流石に今10年国債利回りが下がるとした意見は、ニャン吉がざっとみた範囲では見つかりませんでした^^;
予想などしても外したら意味ないので、とりあえず全てのシナリオに備えておくのがよさそうです。
VTIVOOといった包括的なアメリカ株連動のETFなら①②どちらでも保有しているだけでよさそうです。③の場合だと定期定額積立なら暴落のメリットを享受できそうです。
ETF派ならなるべく小分けの積立て手法で乗り切る事をお勧めします。
投資信託のカード設定を済ませた方なら何もせず、暴落が来たとしても積立を辞めない事です。そもそもドルコスト平均法をとる以上、暴落こそ待っていたチャンスのはずです。

問題は個別株がメインとなりつつある人でしょうか。
バリュー株中心の人なら①②は何の問題もなく、③でも難平する時期を探るだけなのだと思います。
グロース株、特にハイパーグロース株中心の人は②③だと厳しい状況になるのではないかと思います。一部のハイパーグロース株は今回直近高値から50%以上株価が下がっていました。Nasdaqですら直近ピークから10%程度の落ちでしかないのにもかかわらずです。
落ち切る前なら機械的損切りをするべきか、決算で失敗しない限り握り続けるべきか悩ましいところでしょうね。ニャン吉は今回の調整があることを前提に行動しているので決算を待ちますがおすすめはしませんし、予定外のタイミングだったら損切りに入っていたかもしれません。どちらにしてもどうするべきだとの意見は述べないでおきます。

以前FXの記事のなかでも言ったことですが、投資では資金配分が何よりも大事です。
ニャン吉はETF推しですので、個別株よりもETFを多く持つ事をおすすめします。
面倒臭かったらカード払い積立の投資信託からでも始めるべきです。おすすめ銘柄とその理由は「リアルライフのチート?君の人生には2つもあるよ!なんで使わないの?」の記事の後半を参考にしてみてください。一度設定さえすれば他にすることはありません。40年~60年と長ければ長いほど有利になるので途中で辞めないことが大事です。
今回の暴落で被害を受けたのはハイパーグロース株ばかり持っていた人達で、確かに2020年はハイパーグロース株がとても良い成績を出していました。それでも偏ったポートフォリオだと落ちるときには被害も大きくなります。
結局のところニャン吉としては個別株は偏る事なく複数に投資対象を分散して、更には個別株よりもETFを多くメイン投資として持つ、コアサテライト戦略をおすすめします。