ウォーレンバフェットさんからの手紙

バークシャーハサウェイ(BRK-A/BRK-B)株主に配布されるウォーレンバフェットさんからの手紙の全文がCNBCのRead Warren Buffett’s annual letter to Berkshire Hathaway shareholders (cnbc.com)に掲載されていました。

手紙の画面が小さい場合にはPDFprintmgr file (cnbc.com)にあります。

但しPDFも全文掲載箇所もMicrosoftEdgeやGoogleChromeの翻訳に対応していないうえに、なかなか手紙文量も多いので要約文のWarren Buffett says ‘never bet against America’ in letter trumpeting Berkshire’s U.S.-based assets (cnbc.com)を翻訳に掛けて読んだほうが楽かもしれません^^;

ここで紹介するまでもなく、ウォーレンバフェットさんは世界一の投資家で誰もがその言を求めているので、今回発表された手紙も読まれることでしょう。
今回はブログの更新というより、個人的なリンクメモとして投稿しました。

今週は都合がつきませんでしたが、時間が取れるときにニャン吉もゆっくりと原文を読んでみようと思います^^;

ただ、バフェットさんが高齢であることと今後のバークシャーについてどうするのかはっきりしたことを言っていないそうなので、ニャン吉はBRK-Bの将来に対して少し不安を感じてはいます(ノ_く。)

FXスーパートレーダーとプロトレーダーの話

伏字を使っても意味がないとは思いますが、有難いことにFXトレーダーのAk〇さんという方がYouTubeで実際のFXトレードをライブ放送されています。
この方、2018年の年間ランキング トレードアイランド では年間収益額5億円というとんでもないスーパートレーダーだったりします。
スーパートレーダーのトレードが無料で家で視聴できてしまう、凄い時代になりました。

現在Ak〇さんはトレードが不調なこともあり視聴者に叩かれてしまうこともあるのですが、勝ち負け関係なく生でトレードを見せてもらえる機会があることにニャン吉は感謝しています。
特に彼がYouTube配信を始めたばかりのときは衝撃的でした。
使っている手法は一見ありふれたものなのですが、エントリーに失敗したときの対処法が想像していたものとは違っていたのです。
教科書にあるような損小利大とは真逆の細かな利益確定と含み損に対する圧倒的な握力、トレンドの逆転がないところに来るまではポジションを握り続けるスタイルを大ロットで行うので最初は度肝を抜かれました。

トレンドの逆転がないところまで来ると損切りをしているので、単に損切りができない他FXYouTuberのようにロスカット・ロスストップに掛かると直後にトレンドが反転するなんてことは少なかったです。
但し、損大利小を厭わないスタイルのため負けが大きく響くときもあります。
取引成績トレードアイランド を見ると、ニャン吉ではとても耐えられないような額を切っている月もあります。

実はニャン吉も損切りをしないのですが、ニャン吉の場合は長期を前提としてレバレッジを2倍前後に抑えてロスカットラインが過去の値幅から離れていることを確認してからエントリーしています。
長期の小ロットだから可能だと思っていたことを、短期の大ロットでもやりのける胆力に驚きました。

但し、このAk〇さん、YouTubeの視聴者に引っ張られてロットが大きくなってしまった側面もあるそうです。
現在レバレッジ10倍を超すまでロット数を上げてしまうこともあるそうですが、2018年の全盛期では5倍程度だったそうです
元プロトレーダーのダン〇橋さんもFXのレバレッジは3~5倍程度を推奨していました。

現在Youtube上でFX配信をされている方はハイレバレッジの人が多いです。
そして残念ながら負け組の方が多いです。
たまに大きく勝つ事もありますが、年間を通して勝つことができていない人が多すぎます。
そのような放送を見てしまうと、デイトレードやスキャルピングでもやはりローレバレッジであるほうが良さそうだと思いました。
(正直ニャン吉的には3倍でもハイレバレッジな感覚ですが^^;)

また話は変わりますが、FXではよくヘッジファンドによる狩りが話題になります。
特別な材料がなければ基本FXは参加者の多数が損をする方向へと値が動きます
近くに損切りのための逆指値が集まっていれば、連鎖反応を期待してヘッジファンドが群がり、そこまで短期的に値がグッっと動くことも多々あります。
彼らのようなプロのトレーダーは一方的にホームトレーダーを食い物にしているのでしょうか?

Global Economy & Policy Insight | 野村総合研究所(NRI)によると、2018年のヘッジファンドの年間リターンはマイナス4.1%だったそうです。2008年はマイナス19.0%、2011年はマイナス5.3%でした。
また、Reutersによると2020年の全世界のヘッジファンドのリターンは平均で11.6%であるばかりではなく、この成績は2009年以来の高水準だったそうです。
となると・・・普段の成績はどれほど悪いのでしょうか・・・

上記事で引用されている一次資料のHFR Database | Hedge Fund Research®を直接見てみたかったのですが、有料登録制のためニャン吉は閲覧を諦めました^^;
これらの数字はFXのみを対象としたものではないのですが、ヘッジファンドもホームトレーダーと成績は大差ないのではないでしょうか?
少なくともニャン吉は彼らよりはましな成績を維持しています。まあ、FXだけに限定すれば去年はヘッジファンドの平均並みに悪かったですが・・・

ヘッジファンドのようにプロのトレーダーの成績が個人のホームトレーダーより悪かったりすることもあるので、彼らの狩りに悲観することなくトレードと研究を続ければよいのではないでしょうか。
プロにも食い物にされない方法を過去の記事に挙げています。是非ご覧ください。

ARKKのキャシーさん叩かれすぎ(ノ_く。)

昨日はダウもSP500もNasdaqもそしてTSLAまで揃って株価を上げていたのに、一昨日TSLAを追加購入したARKInnovationETF(ARKK)のキャシーウッドさんが叩かれていますね。
一見良い押し目を捉えたようにも見えますが、実は未だ10年国債利回りの上昇が止まっていません。

ARKKはETFの解約者が殺到だったとも報道されていました(Cathie Wood ARK Innovation ETF ($ARKK) Fund Has Record Outflow – Bloomberg)。
以前の記事でも書きましたが急激な10年国債利回りの上昇は株価暴落の前兆でもあるため、確かに楽観的なニャン吉ですら利回りが気になりつつある状況です。

コロナショックがいつ始まったのかの基準日をいつにするかにもよって話は変わってくるのでしょうが、去年の1月1日のアメリカ10年国債の利回りは1.921%、去年2月3日で1.526%、去年3月2日は1.077%でした。
今日の18:00で1.446%で、その上がり方も去年のコロナショックのような急激な角度をしているわけでもないのですが、良くない兆候ではあります・・・

その一方、楽観論も当然あります。
何せコロナショック前のトランプ政権下では殆どのときで2%以上を維持していたのです。
今でも「米国債利回りは「正しい理由で上昇」-株式強気派が指摘 – Bloomberg」の記事のように10年債利回りが2.67%に達するまでは株式が有利との意見がある程です。

10年国債利回りの評価は以前の記事でも書きましたが評価に2面性があります。
確かに急激な上昇は株価の下落を示すことが多いのですが、その一方急激でなければ株価の上昇と共に利回りも上昇します。
動きが急激かどうかの評価が難しいので一喜一憂するよりも、常に念のために備えているくらいで慌てる必要もないのではないでしょうか?

あくまで個人的な感想ですよ^^;;
自分はグロース株を2月までに売り抜けたのでお気楽なだけなのかもしれません。
この先どうなるかなんて誰にも分からないし責任も持てません。
なので最後は日本一の投資系YouTuberさんへのオマージュで締めたいと思います。

「投資は自己責任~」