TSLAとNASDAQと10年国債利回り

16日からNasdaqは続落でしたが昨日一昨日で一段と株価は下がりました。
ニャン吉的には指値の網を張って待っていた展開なのですが、まだまだ期待していたところまでには届いていません。

ツイッター上ではTSLAの話題が何かと凄いですね。
TSLAは12月21日SP500採用日の寄付きが666.24だったので、一時SP500採用時の株価を割り込んだのですが何とか回復で昨日を終えられました。
TSLAに限らずSP500もNasdaqも大きく下髭を付けて昨日を終えたうえに、10年国債利回りは22日をピークに落ち始めてはいるので、もしかしたら今回の調整はここで終わってしまうのかもしれません。

ただ・・・この10年国債利回り・・・まだまだ高値圏で残ってますよね・・・
株価的にはセリングクライマックスを付けて回復っぽくも見えるのですが、10年国債にはあまり資金が移動しておらず去年の2月終わりと同じ利回りレベルにあります。

昨日の下げで綺麗に利回りも下がってくれれば「もう調整終わりっ!」とでも言えたのですが、さてどうなることやら^^;;
昨日一昨日は特にダウとNasdaqの温度差が酷い夜でした。でも動いたNasdaqですら16日のピークから10%も落ちていないので、まだまだこれからなのかもしれません。
正直もう一段の下げを待っていたので、今週は目が離せられない展開となっています!
といいつつ夜は寝てしまいますが・・・

その一方、TSLAには過去に何度も「してやられた(ノ_く。)」という思い出しかありません。もう手を出しません。
去年TSLAは株価を8倍にしているのですが、ニャン吉は40%も利益を取れていません。
3回も売買を繰り返してですよ!買ったり売ったりを3度も繰り返して、あのTSLAから取れた利益が合わせて40%もない。
何もせずボーっとしていれば+700%・・・もう力も抜けました・・・
当時は余りもの激しい値動きに、怖くて握力を発揮できませんでした(ノ_く。)

 

調整局面であることもあり、まだまだ下落の可能性はあることから、今のところ新規の購入対象はかなり下に指値の網を張って待っている状態です。
正直なかなか網に掛からないですね・・・それどころか逆に上がっていって購入対象外になってしまっている銘柄すらあります(ノ_く。)

それでも探すと決算内容良くて資金少なめで若い会社って結構ありますね。
どれがそれとニャン吉の口から銘柄名を言うことはできませんが、ツイッターの選出メモがヒントにはなるかと思います。
実際には更に個別にFinvizとかでチャートを確認しないとならないでしょうが、見る対象数はかなり絞れているのではないでしょうか。

ちなみにニャン吉はREITは嫌いなので選出対象にすらしたくはないのですが、単純に決算発表日にTotalRevenueとNetIncomeが過去2期とTTMを通して上昇し続けているもののみを選出、但し上場3年以内の会社だけはTotalRevenueだけで選出しています。
そのためダメな会社もそれなりに含まれてはいます^^;;

テンバガーFVRRとフリーランスマッチングサイトの話

今週18日に決算発表がされたFVRR(Fiverr International Ltd.)はNYSE上場2年以内で株価10倍のテンバガーを達成しました。物凄い躍進ですね。
この会社はフリーランスのマッチングサービスを提供しています。

でもこの手のサービスって日本でもいくつかありませんでしたか?
そう思ってニャン吉は週末に検索をしてみました。

検索結果にはいくつも挙がってくるのですが、殆どが人材派遣サイトと大差ない内容でした。自分が売主とはなれないタイプですね。
またビジネスマッチングとして法人を対象にしたサービスも意外と数があるんですね。
ニャン吉は使ったこともないサービスだったので驚きでした。

Fiverrと同じように個人が売主として空いた時間を売れるマッチングサイトだけを探してみるとそれなりに絞れてきましたが、それでも膨大な数のマッチングサイトが日本にもありますね(ノ_く。)
ただシェアリングエコノミーサイトの中には専門性もスキルもなく、ただ空き時間を売るタイプのものが結構多くて選別に悩みました。

見つけた中ではタイムチケットというサイトが見た目もカテゴリー分けもFiverrと一番似通っていました
Fiverr設立が2010年、タイムチケット設立が2019年なので、もしかしたら真似して作ったサイトなのかもしれませんね。
でもタイムチケットだと時間割が明確で工夫もされています。
但し出品者はちょっと少な目かもしれません。

もう一つFiverrに近いサービスだと思ったのはCoconalaというサイトです
見た目もカテゴリー分けもFiverrとは違い支払い額が一覧では確認できない売主もあって、使い勝手はFiverrとはかなり異なります。
でもこちらの方がタイムチケットよりも売主数が充実している印象でした。
むしろ日本ではこちらのほうが主流なのかもしれません。

他にも近いサービスを提供しているAnytimesというサイトもあったのですが、こちらはあまり専門性とか関係がなさそうでフリーランスマッチングとは言えないのかもしれません。

Cafetalkストアカというサイトも空いた時間を販売できるのですがどちらかというと習い事専門なので、Fiverrのような多様性もフリーランスとして仕事を頼めるような環境でもありませんでした。
あとは趣味系の空き時間販売は小規模のサイトも含めると本当に数がありました。

一方、気になったことはこのジャンルのサイトって結構潰れているんですね・・・
過去に同じ様なサービスを提供していた?サイトとしてはTimebankとか自分屋24等が確認できました。
おそらくもうネット上に跡も残っていないかニャン吉のリサーチ力が低すぎるだけで、他にも空き時間販売のマッチングサイトは数多く存在していたのではないかと思われます・・・

 

そうなると何でFiverrだけがあそこまで躍進したのでしょうか?
上場2年も掛からずテンバガーです。
英語圏で英語のサイトであるとはいえ、競争相手も山ほどいそうなジャンルですよね。
ニャン吉には理由もわかりません。

なので当然FVRR株も購入はしていませんでした・・・
というより当時はEarningsNewsで全決算を追いかける習慣もなかったので、気が付かなかっただけとも言えます(ノ_く。) 買っておけばよかった・・・

ハイ、週末の愚痴でした(ノ_く。)

アメリカ10年国債利回りの話

実質利回り上昇はリスク資産にとって黄信号-株式などが競争に直面も – Bloomberg」の記事にもあるように最近また10年国債の利回りが上がったことが話題になっています。
でも下表にもあるように今月だけでなく今年1月や去年11月にも同程度の利上げ幅はありました。
金利そのものもコロナショック前の数値にまでは届いていません。なのでニャン吉は今のところそこまでは心配していません。
この先も上がり続ければさすがに安穏とはしていられなくなるかもですが・・・

A continued creep higher in U.S. real yields would cause trouble
Bloombergから引用

この10年国債、金利の支払いが利率ではなく金額で固定されています。
そのため利回りが上がる事自体は国債の需要減・価格減を示しており、株を含むリスク資産の需要が上がっていることを示すことになるとニャン吉は考えています。通常はリスクオンを示すため通貨の需要も上がります。

しかしながら急激な利回り上昇は逆にリスク資産から安定かつ高利回りとなった10年国債へ資金が流れる方向へ働きます。
同じ利回り上昇でも急激なものかどうかで結果が逆方向に向かうので、10年国債には特に注意が必要だと思います。

ちなみにニャン吉は現時点では基本的には以下のように考えていますが、さきほどのように10年国債の急激な上昇だけは逆の方向へ働くと考えています。

通貨・FX
中央銀行利上げ・金融引締め
    利下げ・金融緩和
好景気・雇用統計好内容・長期国債利回り上昇(通常)
不       悪          下降
ニャン吉の個人的な解釈・考えに基づく分類です

通貨はあくまでその国の通貨に対しての効果で書き込んだので、FXですと通貨ペアの順番次第では逆のこともあり得ます。
分類表の内容にしても今後相関性が続くとは限らないので絶対ではありません。
それにコロナショック以降リスクオフ時には円よりもドルに資金が流れることが多くなりました。

あくまでニャン吉の私見であり個人的な見解ですので、見解の異なる方はご自身の考えで表をまとめておいて付箋か何かで画面の端にでも貼っておくと、何か急激な動きがあった時やニュース確認をするときなど便利です。

最後は10年国債利回りの話とは少し離れてしまいましたが、表化して目に付く所に貼っておくと本当に便利ですよ~
特に酔っぱらっているときとか、寝起きのときとか・・・